フィリピンで働く人必見!就労ビザ取得前に必要なAEP(外国人雇用許可証)の申請・更新方法

フィリピンで働くには就労ビザが欠かせませんが、その手続きはとても煩雑です。外国人を常に採用している企業であれば会社側で手続きをしてくれる場合も多いようですが、外国人の採用が初めての場合などは自分で手続きをする必要があります。

前回の記事で、就労ビザ取得までの流れをご紹介しました。大まかな流れとしては、雇用主と雇用契約書の締結→納税者番号の取得→AEP(外国人雇用許可証)の取得→9g(就労ビザ)の申請→PWP(仮就労ビザ)の申請→9gが降りるのを待つ、といったものです。

今回は就労ビザ申請前に必要なAEP(Alien Employment Permit; 外国人雇用許可証)の申請方法をご紹介します。

フィリピンでの就労を希望する人はその就労期間によって取得する許可証が異なります。就労期間が6ヶ月以上であればAEP(外国人雇用許可証)、就労期間が6ヶ月未満であればSWP(Special Work Permit; 特別就労許可証)を取得する必要があります。SWPは1回の申請で3ヶ月間有効で、1回のみ延長することが可能です。SWPの申請については入国管理局(Bureau of Immigration)に問い合わせてみてください。

AEPはDOLE(Department of Labor and Employment; 労働雇用省)の管轄です。セブのDOLEの情報は下記の通りです。
3rd and 4th Flr. DOLE-RO7 Building General Maxilom Avenue Corner Gorordo Avenue Cebu CIty 6000
電話番号: (032)266-9722
ファクス番号: (032)416-6167
メールアドレス: dole_centralvisayas@yahoo.com または ro7@dole.gov.ph
営業時間: 月〜金 8:00~17:00 (土日祝日は定休日)

DOLEはMaxilom AvenueとGorordo Avenueの交差点にあるジョリビーの向かいにあります。

入り口でIDと引き換えに入館証を受け取ります。AEPの申請窓口は3階です。2016年9月以前は4階でしたが、最近変更されたようです。入り口入ってすぐ右側のデスクの女性が担当者です。

担当者の女性は午前10時より前に行くと出勤前のこともあるため、10時前後に行くとより確実かもしれません。担当者らしき人を見かけたら、とりあえず声をかけてみると良いでしょう。また周りにもAEPの申請に来ているフィリピン人がいることが多いので、周りの人に聞いてみても良いでしょう。

 

初回の申請時にはフィリピン人の上司同伴で面接を受ける必要がある場合があります。外国人に雇用の機会を与えるということは、フィリピン人の雇用の機会が減るということでもあります。ですので面接では、フィリピンの国益にかなう人物なのかを知るために10分ほど様々な質問をされます。ただ面接官の忙しさなどによっては、かなりあっさりと済ませられることもあります。今回筆者はAEPの更新手続きだったので、面接等は特にありませんでした。

2017年3月末時点でのAEP更新の必要書類は、以下のとおりです。

更新の書類は必要書類を窓口に提出後、担当者のサインをいくつかもらい、申請料を支払います。更新手数料は1年で4,000ペソ、2年で8,000ペソ、3年で12,000ペソです。
ちなみに新規で申請する場合の手数料は1年で9,000ペソ、2年で13,000ペソ、3年で17,000ペソです。

申請料を支払い終えると、AEPカードに載せる顔写真をその場で撮影されます。

 

更新に必要な申請書類について注意点を簡単に記しておきましょう。

Application Form duly accomplished
(申請書)はインターネットでもダウンロード可能です。Legalサイズの用紙に印刷し、一番下に公証人のスタンプ(notary public)が必要です。
Photocopy of passport with Visa or Certificate of Recognition for refugees/stateless persons
これはパスポートのコピーがあれば大丈夫です。パスポートのコピーは、顔写真のページと最新の滞在許可のスタンプが押してあるページの両方が必要です。
Original Copy of Notarized Appointment or Contract of Employment or Board Resolution/Sec. Cert.
筆者は会社との雇用契約書を提出しました。雇用契約書には役職名と業務内容が含まれている必要があります。
Photocopy of Mayor’s Permit/Certificate from PEZA, PCAB/DO18-A
筆者の会社ではMayor’s Permitを申請中だったので、前年度のMayor’s Permitと申請時のレシートのコピーを提出しました。
Copy of employer’s Understudy Training Program (UTP)/Assessment Report
これは自分が持つスキルをフィリピン人従業員に共有することを示すもので、1年間のカリキュラムを作成して提出する必要があります。筆者は日本語トレーニングのカリキュラム1年分の概要と、前年1年間のトレーニングの結果を簡単なレポートとして提出しました。
Authorization letter from the company or foreign national if filed by a representative
簡単なLetter of Requestとして提出します。依頼人は会社の代表者となります。
2×2 picture (2 pcs.)
これはモールなどにある写真屋さんで2×2のID用の写真を約60ペソで撮影してもらうことが可能です。
SEC Art. Of Inc. & By-Laws/updated GIS
これは会社の代表者、フィリピン人の上司または会計担当者などにコピーを貰いましょう。
Resume with 3 Filipino reference persons
英語の履歴書を作成し、自分の事を知っているフィリピン人3人の名前と電話番号を記載すれば大丈夫です。念のために名前と電話番号を記載する3人には予め許可を貰いましょう。
AEP card previously issued
これは前年のAEPカードをそのまま提出すれば大丈夫です。

以上の書類が全て揃ったらパンチで穴を開けて、ロングサイズのフォルダーとファスナー(留め具)でまとめて、DOLEの窓口に提出します。文具屋であればフォルダーは約5ペソ、ファスナーも20本入り約20ペソで購入可能です。またファスナーはDOLEの中でも1つ約7ペソで購入することも可能です。

注意点として、就労ビザ、AEP、SWPいずれも、申請書類や申請料は頻繁に更新されることがあるので、インターネットで見つけることのできる情報や、数か月前に申請手続きをした人からの情報はあまり当てになりません。申請前にそれぞれ担当のオフィスへ行き、申請書類一覧を聞くことをお勧めします。また申請書類のサンプルもインターネットで見つけることはほとんど不可能に近いので、窓口でサンプルを見せてもらうようお願いすると、他の人の書類を見せてもらえたりコピーを貰えたりするので、ダメ元でもお願いすると良いですよ。

書類を提出して申請料を支払った後、運が良ければカードを即日発行・受け取ることが可能です。また即日発行できない場合には、何日後にDOLEに問い合わせれば良いか尋ねましょう。1週間以内に電話をしてAEPが受け取り可能かどうかを尋ね、受け取り可能であれば再度DOLEに行き、AEPカードを受け取ります。

初めての手続きはとても面倒ではありますが、AEPの窓口で分からないことは尋ねれば教えてくれることも沢山あります。いろいろな人の助けを借りながら、就労ビザの取得に向けて第一歩を踏み出してください。

 

おわりに。。。

セブ情報を調べるのに役立つサイトの1つに、エキサイトセブがあります。私は以前エキサイトセブの筆者として記事を執筆しておりましたので、今回はそちらの記事を引用・加筆させて頂きました。

セブを中心としたフィリピン情報は、エキサイトセブをご参考ください!!

引用元:エキサイトセブ筆者著(フィリピンで働く人必見!就労ビザ取得前に必要なAEP(外国人雇用許可証)の申請・更新方法)

Sally

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